ストリングラフィ 紙コップと糸で奏でる音楽(「足立区ギャラクシティこども未来創造館」)oncerts and workshops at the “GARAXCITY Adachi Children Future Creation Hall”.

8月20日(日)August 20, 2017 (Sun.)

ギャラクシティ足立区こども未来創造館」でコンサートとワークショップを行いました。「ギャラクシティ」はボルダリングなどを体験できるアスレチックコーナー、プラネタリウム、ものづくりガレージなどの複合施設、親子で1日楽しめるすてきなところです。近隣のファミリーを中心に大人気で、開館5年目にして入場者700万人を突破したというから驚きです。
We had concerts and workshops at the “GARAXCITY Adachi Children Future Creation Hall”. It is a composite facility for children composed of an adventure playground, a planetarium and handwork studios.

入場するとボルダリングの見上げるような絶壁が目に飛び込んできます。嬉々としてチャレンジする子どもたちの姿に目が釘付け!


きのうの夜見送ってくれた、へんてこりん星人が出迎えてくれました。

雨続きの8月は連日夏休みの子供たちで満員だそうです。今日も2回のコンサートに約200名のこファミリーが訪れました。

2014年に伺った千葉県千葉市立柏台小学校の音楽鑑賞会で「ストリングラフィ聴きました」という中学生と小学校高学年の姉弟が、弟&妹&ご両親の家族6名でコンサートとワークショップに参加してくださいました。スポーツが得意なかっこいい少女&少年に成長していましたよ!来てくださってありがとうございます。
バックヤードでも嬉しい再会がありました。「ギャラクシティこども体験事業チーフ」山本良子さん、2000年8月「東京都現代美術館(木場) 三宅一生展 関連イベント~ストリングラフィ・コンサート」をご覧いただいていたそうです!なんと、まあ懐かしい。25年間活動を続けていると、「学生時代に見て印象に残り、社会人になった今ストリングラフィを企画したい」とご連絡をいただくことがあります。

「マイ・ストリングラフィ制作タイム!」 

「ものづくりガレージ」に移動し、マイストリングラフィを作ります。「ギャラクシティ」リピーターの親子も多いのか、皆さん作るのが大好き、そして慣れていらっしゃいますね。ギャラクシティのサイトに素敵なレポートが掲載されています。

シールとマジックペンで紙コップをデザイン。会心の笑み♡

The Al Jazeera reporter who visited our studio three days ago came to interview the audience today.昨日仕込みの時から、子供の心をつかむギャラクシティ=体験型複合施設のすばらしさに感銘を受け、こんなすてきな施設、どのようにしてできたのだろうという好奇心を抑えられなくなり、「子ども体験事業 企画担当」川嶋陽子さんに、経緯を教えていただきました。
ギャラクシティは東京都足立区の西新井文化ホールを含む複合体験型施設です。平成25年「あだち未来創造ネットワーク」(代表企業である株式会社丹青社と株式会社JTBコミュニケーションデザイン、株式会社日立ビルシステムの3社で構成される共同事業体)が指定管理者として管理運営するようになりました。建築設計を担当した株式会社丹青社には豊富な子ども体験施設建設の経験があり、昨年クリスマスコンサートを主宰してくださった東芝未来科学館(ストリングラフィ・スリスマス・コンサートの様子)も丹青社が設計施行したものだそうです。
ギャラクシティ(丹青社HP)は、“たくましく生き抜く力を育む”を基本理念とした足立区の子ども施策理念を踏まえ、子どもたち自身が施設づくりに参画し、活動を発信できる場所として設計されました。「こどもがつくるギャラクシティ」をテーマに、「こどもみーてぃんぐ(略称こどみ)」を設置、多世代の大人を巻き込みながら様々な創作活動を行い、施設内に成果を表現する仕組みを整備しました。コミュニティデザインとスペースデザインの融合を実現する「場」を創り上げることに成功、各地からたくさんの視察団が訪れています。斬新な取り組みが評価され、2013年度(第7回)キッズデザイン賞(感性・創造性部門)を受賞しました。

キッズデザイン賞といえば、8月5日「鳥の島の音楽祭」(SHIBAURA HOUSE)でストリングラフィ・アンサンブルも参加させていただいたコドモチョウナイカイ事務局主催「コドモチョウナイカイプログラム2017 デザインであそぶ」が、今年第11回キッズデザイン賞を受賞しています。
こどもをとりまく現代日本の社会問題を文化の力で解決していこうという、企業や民間団体の皆様と、自然な流れの中で出会っていたのですね!

へんてこりん星人グッズ」あまりの可愛さに、クリアファイルをゲット。
「へんてこりん星人」たち、実は「ギャラクシティ」最寄りの西新井駅からギャラクシティまで道案内をしてくれています。みんな来るとき探してみてね!

3日前、スタジオで取材してくださったアルジャジーラ(カタール)の追加取材が入りました。「モーニング ニュース」で紹介してくださるそうです。

プロジェクト名:ストリングラフィ 紙コップと糸で奏でる音楽
主催:ギャラクシティ足立区こども未来創造館
出演者:水嶋一江、KIKU、鈴木モモ、蓮見郁子
制作:八重樫みどり
会場:ギャラクシティ足立区こども未来創造館 ホワイトあとりえ&ものづくりガレージ
時間:コンサート ① 10:00 – 10:30 ② 13:30 – 14:00
ワークショップ ① 11:00 – 12:00 ② 14:30 – 15:30
観客:コンサート ① 約80名 ②約120名
ワークショップ ① 15名 ② 13名

広告

「足立区ギャラクシティこども未来館」仕込み Preparation for concerts tomorrow (Adachi Ward)

8月19日(土)August 19, 2017 (Sat.)

足立区ギャラクシティこども未来館 ホワイトあとりえ&ものづくりガレージ」で明日のコンサート&ワークショップの仕込み&リハーサル。(17:30~19:30)

「ホワイトあとりえ」を入ると、NHK BS プレミアムの番組「わたしの東京 わたしの大阪 物語」の生中継中、「みらいの東京」をテーマに子供たちが作り上げた「壁画」が出迎えてくれました!

We prepared for tomorrow’s concerts & workshops at the “GARAXCITY Adachi Children Future Creation Hall”.

何もない空間に機材が到着。ストリングラフィを張ると雰囲気が一変するのが毎回楽しみ!
It’s exciting to imagine what the room will look like after setting the instrument.

ストリングラフィ設置にはいろいろな方法があります。屋内で13m以上の直線を取れる場所ならどこでもOK.今回はトラス(タワーと呼んでます。)を組み、100Kgのウエイトで固定し、ワイヤーで補強する方法を採用。

逆サイドは「ポールキャット」という撮影時に照明器具を固定する突っ張り棒に細工をしたもの+ワイヤーで補強を立て、糸を張る支柱にします。2.1m~3.8mの天井高に対応できます。

「ものづくりガレージ」の棚には、これまでのワークショップで子供たちが作った紙コップ作品の数々が!

仕込み&リハーサル終了。へんてこりん星人に見送られて帰路につきました。明日子供たちに会うのが楽しみ!

「鳥の島の音楽祭 ~トリトリランド(音の絵本)」初演 (SHIBAURA HOUSE)  The premiere of “Tori-Tori-Land” at the Shibaura House

8月5日(土)August 5, 2017 (Sat.)

「鳥の島の音楽祭 ~トリトリランド」初演風景。(SHIBAURA HOUSE 港区)
The premiere of Stringraphy’s “Sound Book Series” “Tori-Tori-Land” at Shibaura House in Tokyo (Minato Ward)

「鳥の島の音楽祭」「コドモ チョウナイカイ プログラム」(コドモチョウナイカイ事務局主催)の半年にわたるプグラムの一環です。子どもたちが「コドモチョウナイカイ」と称するデザインチームを組んで半年にわたるワークショップをつうじてまちを元気にする「おまつり」をつくりあげる、というプロジェクト。半年にわたる連続ワークショップが「お祭り」に結実していくという企画立案、主催者の式地香織さんならではのユニークなスタイルですね

6月に行われたワークショップ「みんなの鳥で島をつくろう」に、「トリトリランド」初演メンバーのネコちゃん&いっちゃんの子どもたち、合計3名が参加しました。段ボールをカットして作った「トリ」にいろいろな布を張って世界に一羽だけの鳥を創りました!(Mio Bird, Ito Bird)

Three children of two Stringraphy members who performed today participated in the workshop “Let’s Make a Birds Island” held on 6/18. They created beautiful birds out of cardboard and small pieces of colorful clothes. (Kanato Bird)

「トリトリランド」の舞台装置は6月に子供たちが制作した「鳥の島」です。段ボールの「島」に、子供たちの作ったユニークで美しい鳥たちが留まっています。ママプレーヤー2名にとって初の親子共演のステージとなりました!
The “Birds Island” which children made in June has become the stage setting for the premiere of the “Tori-Tori-Land”.

会場へは7/23に開催されたワークショップ「世界を旅する鳥になろう」の作品をまとった子供たちの姿も見えます。

She disguised as a bird. Several children put on birds costumes which they made at the Workshop held on 7/23.

Three workshops were held in between the performances. Children made a Stringraphy and put several pieces of clothes on the paper cups. Pretty birds have appeared! They will join our performance and play important roles. Birds of all over the world called “Tori-Tori-Team”. They will play Birds’ chirping sound.

「トリトリランド」初演当日、3回のパフォーマンスの合間に親子ワークショップが開催されました。

いつものストリングラフィ=糸電話に、カットされた布をデザインして・・・

こんなにすてきな「鳥」が出来上がりました!

なんと「トリトリランド」上演中、この子供たち=トリトリチームは、「世界中の鳥」の役で登場します。マイ鳥楽器で「鳥のさえずり声」を演奏します!

子どもたちが作った「鳥」の舞台装置(6月)、「鳥」のコスチューム(7月)、そして「鳥」の楽器と演奏(8月)、すべてがSHIBAURA HOUSEの空間に結集し夢のような1日でした。

“Tori-Tori-Land” (The World Premiere)
Date: 2017/08/05
Stage Setting: Children participated in the WS on 6/18
Performers: Stringraphy Ensemble
& Tori-Tori-Team, Children participated in the WS on 8/5
Costume Design: Momo Suzuki (Stringraphy Ensemble)
& Children participated in the WS on 7/23(Tori-Tori-Team)

司会&最初の挨拶をするコドモチョウナイカイ事務局の代表、式地香織さん。

客席には「鳥」に扮した子供たちの姿が見えます。
「トリトリランド」で「トリトリチーム」役で演奏に登場します!

ガラス越しにパフォーマンを目にした通りがかりのご近所ファミリーや旅行中のご家族、外国の方まで、どんどん集まってきました。

Many passerby became audience. They saw our performance through the glasses! Most of them said that this was their first time entering the SHIBAURA HOUSE.

「地域のお祭りをこどもたちが作る」まさに式地さん(コドモチョウナイカイ事務局代表)の狙い通りですね!

子どもたちの作った作品、「鳥」「コスチューム」「楽器」、ひとつひとつに個性が反映されていて感動しました。具象的ではない、「鳥」のイメージを「デザインで遊ぶ」という「コドモチョウナイカイ プログラム」のコンセプトが見事に成功していました。

 

式地さん、「コドモチョウナイカイ事務局」の皆さん、ストリングラフィ・アンサンブル & メンバーの家族で記念撮影!

プロジェクト名:鳥の島の音楽祭「トリトリランド」
主催:コドモチョウナイカイ事務局
出演者:水嶋一江、鈴木モモ、田實峰子、蓮見郁子
制作:八重樫みどり
会場:SHIBAURA HOUSE
時間:コンサート ① 13:00 – 13:30 ② 14:00 – 14:30 ③ 15:00 – 15:30
ワークショップ ① 10:30 – 11:00  ② 12:00 – 12:30 ③ 13:00 – 13:30
④ 14:00 – 14:30
観客:コンサート ① 約60人 ② 約70人  ③ 約50人
ワークショップ ① 18人 ② 15人  ③ 15人 ④ 10人

SHIBAURA HOUSE 仕込み&Open Rehearsal

8月4日(金)August 4, 2017 (Fri.)
We have set up the instrument at the SHIBAURA HOUSE for tomorrow’s performances & workshops.
明日の「トリトリランド」初演を控え、SHIBAURA HOUSE(港区)で仕込み。(9:00~16:00)


“SHIBAURA HOUSE” is an alternative space located in the middle of the business district.
We suddenly noticed that many businessmen were passing in front of the “SHIBAURA HOUSE” around noontime. We enjoyed the unusual collaboration of three elements, the unique architecture designed by Kazuyo Sejima , the unique instrument, the Stringraphy and the landscape of the business district.
“SHIBAURA HOUSE”はオフィス街のど真ん中に忽然と現れた自由スペース。仕込み中、お昼時になるとビジネスマンたちが列をなして歩いていく様子がガラス越しに借景となる?!


プレーヤーのネコちゃん&いっちゃん、親子で事前ワークに参加しました。手前に見える3羽の鳥は子供たちの作品。初の親子共演です!


We had an open rehearsal after every setup has done.
セッティング終了後、16:00~17:00にオープンリハーラスを行いました。


子どもたちの作った「とり」の前で記念撮影です!

「絹の道」と「平和」 The Peace Event in Midsummer “Musical Forest in Machida City”「糸の森の音楽会(夏の平和イベント」in 町田市

7月31日(月)July 31, 2017 (Mon.)
                     写真撮影:重本昌信

「町田市生涯学習センター」では、毎年平和を祈念する事業として、夏の平和イベントを続けて行っているそうです。『当時を語れる方たちは高齢化し、直接お話しを聞くことは年々難しくなっています。町田および日本が経験してきたアジア・太平洋戦争を振り返り、“戦争の悲惨さ”“平和の尊さ”について改めて考えていただく機会となりますよう、今年も開催いたします。』(町田市ホームページより)今日の「糸の森の音楽会」もその一環として企画されたものです。
1曲目に演奏したのはは“It’s a Small World”。ディズニーランドのアトラクションにもなっている「小さな世界」、実はウォルト・ディズニーが平和へのメッセージを込めて創ったものです。1964年のニューヨーク世界博覧会でユニセフからの依頼により作成されたパビリオンが原型となっています。ディズニーは「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供たちはすぐに友達になれる。喧嘩しても泣いて笑ってあっという間に仲直りしてしまう。これこそが平和の世界ではないか」→「平和な世界」=「子どもたちの世界」と考えました。“It’s a Small World”誕生の由来を知ると、今日のコンサートの幕開けにふさわしいと思い、冒頭に演奏することにしました。

We had a concert at the “Machida City General Center for Lifelong Learning Centre” yesterday. Machida is the place where I was born. I have nice memories of Chinese milk vetch field and spinney.

                          写真撮影:重本昌信

定員158名の所207名の応募をいただき抽選を行ったそうです。当日は赤ちゃん連れファミリーから小学生、シニアの方々まで、幅広い層の町田市民の皆様がいらっしゃいました。私は町田の高ヶ坂団地で生まれ3歳まで過ごしたこともあり、町田の子供たちがストリングラフィを聴きに来てくれたことが、とても嬉しかったです!
                          写真撮影:重本昌信

町田には「絹の道」があります。幕末から明治にかけて、八王子方面方町田を経て横浜港まで生糸を運んだ道で、「浜街道」と呼ばれました。当時、原町田周辺には桑畑が広がり、養蚕を行う兼業農家がたくさんあったそうです。
実はこの「絹の道」=日本の「ミニ・シルクロード」はもうひとつ大切なものを運んでしました。自由・平等・人権思想などです。こういった思想は今日の市民活動にも継承されているそうです。
今日のような「平和を考えるイベント」が継続して行われている背景には「絹の道」が運んだ高い市民意識が息づいているのかもしれませんね。

                          写真撮影:重本昌信

「町田市生涯学習センター」は駅から徒歩3分、MACHIDA109の6F&7Fにあります。アクセスしやすいこともあり、稼働率の高さに目を見張りました。朝仕込みに入るとシニアの皆さんのサークルが開かれていますし、夕方帰るころには中高生がロビーで話したりゲームをしたりしています。スタジオではダンスのレッスンが行われたり、歌のサークルが活動していたり、いつ覗いても活気があります。職員の皆さん、市民の自主的な活動を支えるというスタンスがすばらしいです。「糸の森の音楽会」コンサートも、担当の職員の方はもちろんのこと、非番の方まで音響オペレーターとして駆けつけてくださり、感動しました。
                          写真撮影:重本昌信

生まれ故郷の町田、改めていいところだなと温かい気持ちになりました。また機会があれば、0歳から楽しめる「糸の森の音楽会」&一般向けコンサート「繭の色の演奏会」、それから小学生のためのサイエンスコンサートなどもお楽しみいただきたいなぁと夢が膨らみました。

                          写真撮影:重本昌信

プロジェクト名:「糸の森の音楽会」Musical Forest
主催:町田市生涯学習センター
出演者:水嶋一江、KIKU、鈴木モモ
制作:八重樫みどり
会場:町田市生涯学習センター7階ホール
“Machida City General Center for Lifelong Learning Center”
時間:14:00 – 15:00
観客:142名