飯田市公立保育園研修会

5月25日(土)
「飯田市公立保育園研修会」はこれまでにない内容のイベントでした。
レクチャー(30分)、子供向けコンサート「糸の森の音楽会」(30分)、ワークショップ(30分)、一般向けコンサート「森の記憶」(30分)とストリングラフィ・アンサンブルの総力を結集した内容となりました。
飯田市では『いいだ型自然保育』(信州やまほいく)といって、豊かな地元の自然の中で保育をするというすばらしい伝統とメソッドがあります。
ストリングラフィが山形県月山の山の麓で生まれ、日本の風土で27年間育まれてきた経緯と重なる点がたくさんあります。
ストリングラフィが子供たちを対象としたコンサートなどを通じて、学び成長していった過程を、社会とのかかわりも交えてお話ししました。

<第1部> 講話「ストリングラフィについて、楽器の誕生→進化とこどもたち」30分
MC: 水嶋 挨拶 ニックネーム 「ストリングラフィ初めて? まず1曲」
○アイネクライネナハトムジーク
- ストリングラフィの誕生 月山の森エピソード 1992年
- 水嶋バックグラウンドからストリングラフィへ 桐朋学園大学作曲科 UCDS作曲科修士課程
- アートシーンでのストリングラフィ 1996年まではプロデュース作品 アートフェス
- ストリングラフィ・アンサンブル結成 1996年 美術館&海外フェス
- 子ども劇場との出会い 1999年(柏崎&長岡子ども劇場)2000年80か所 宮崎県以外
- 子どもとストリングラフィ(テーオーシー保育園)2001年(平塚幼稚園、目黒区)
- 「糸の森の音楽会」 2008年(杉並区の先進的な取り組み『子育て応援券』※1に触発されて生まれた企画。(コンサートへ行く機会が少ない学齢前の子供とファミリーを主な対象、季節の歌・手遊び・スキンシップ)
(時代の変化、ママ&子ども→ママ&パパ&子ども→パパ&子ども)
- 科学館 サイエンスコンサート 2001年(「でんきの科学館」サイエンスパーティ名古屋)
『糸の実験』実体験を通じた学び・ストリングラフィの多面性(音楽・美術・科学・ダンス)、物事を多面的にとらえることへのヒント、五感での体験
- 小学校鑑賞事業 2001年 (立教小学校、年/20-30校→400校)
- 絹糸 日本には養蚕&蚕糸技術長い歴史と豊かな文化がある。国産シルク0.3%
2018年「貞明皇后蚕糸記念科学技術研究助成金」日本産の絹糸でのストリングラフィ製作
信州の絹糸で参加コーナー
(宮坂製糸所 錦秋×鐘和 長野県上伊那産の繭を使用、生糸は自動繰糸42デニール)
- クリエイティビティ オリジナリティ 豊かな人生とは
- ここからは先ほどお話しした「糸の森の音楽会」を体験していただきましょう。保育園で子どもたちと、また親子で参加しているイメージで、五感でコンサートをお楽しみください。またストリングラフィの特徴、体育館を世界に1つしかない大きな楽器にして演奏する、を体感していただくため、席替えを行いたいと思います。こちらとあちら、お好きな場所へ移動してご覧ください。

続いて、この11年来ストリングラフィ・アンサンブルが力を入れている、「糸の森の音楽会」(0歳から楽しめるコンサート)の実演です!さすが保育士の皆さん、歌ったり手拍子をしたり、楽しく参加しながら聞いてくださいました。
<第2部>「糸の森の音楽会」30分
○ It’s a Small World
○ クラリネットこわしちゃった
○ 森のくまさん
○ ぞうさん
○ アイアイ
○ バスごっこ
○ ミッキーマウスマーチ
○ 春
○ 四季のメドレー
○ 恋
○ パプリカ
10分休憩(松脂塗)

続いて実践編。たくさんの参加者の皆様にストリングラフィで動物の声などを出していただきました。ちなみにこのセクションで使用しているストリングラフィ、上伊那産の繭から作られた日本産のシルクで製作したものです!
<第3部> 「参加型ンサート」30分
☆ 太鼓の音
言葉のリズムあそび
「おもちゃのチャチャチャ」
☆ 鳥のさえずり声
「山の音楽家」
☆ キラキラ星
☆ 長音階「2人挑戦」
☆ キラキラ星(6人参加者)Fキラキラチーム6人
☆ 観客席 手持ちストリングラフィぽんぽんグラフィ(2人) 青(タ~ンタ~ン)+銀(タッタッタン) 蓮見&田實デモ
ぽんぽんチーム2人 リズムを掛け合う→自由に掛け合う(コミュニケーション)
ぴよぴよグラフィ 交互に鳴く 赤→銀→赤→銀 KIKU&田實デモ
ぴよぴよチーム2人
☆キラキラ星のメロディと合奏
① ぽんぽんチーム2人 リズムを掛け合う→自由に掛け合う(コミュニケーション)
② キラキラチーム6人
③ ぴよぴよチーム2人
☆ 質問コーナー
5分休憩(調弦)

最後にストリングラフィが誕生した森をイメージして作曲したオリジナル曲「森の記憶」など、ストリングラフィならではの自然と楽器が融合した形のコンサートをお楽しみいただきました。
<第4部>「森の記憶」30分
○ 森の記憶
○ Angel of Rain
○大きな古時計
○ 花は咲く
○ 紫苑「繭の色」より
○ 天鼓
○ 青磁「繭の色」より
○ カノン

<参考資料>鼎みつば保育園 鈴木栄子
飯田市の公立保育園では保育の実践や理論についての講演会や学習会、研修会をしています。
その中で、園長会の主催の研修会もあります。飯田市は豊かな里山の中に保育園があり、その自然を生かした保育をしていこうと“信州やまほいく”をしています。(詳しくはポータルサイトもありますので良かったらご覧下さい)飯田市は『いいだ型自然保育』と言う名称です。
自然を大切に保育をしていく中で、自然の音に耳を傾けることの大切さも感じています。園長会でこういう話をしていてストリングラフィに繋がっていきました。当日は耳を澄ましてきれいな音を聴き、聴く事の大切さを再確認してほしいなと思っています。音を聴くと同じようにお友だちの声にも耳を傾けられるようになってほしいと思います。(新年度が始まって疲れている保育士も多いので癒しの時間にもなるといいかとも思っています)
この研修会の正式名称は「飯田市公立保育園研修会」でいいかと思います。

幼児期の子どもを対象に、屋外での遊びや運動を中心に様々な体験を深め、知力と体力も同時に高めることができるとされる全国的に注目を集める新しいスタイルの保育・幼児教育です。 多様な自然や地域の環境を活かした活動を通じて、子どもたちの知的好奇心や感性が豊かに育まれ、さらに異年齢の集団活動の中でコミュニケーションや社会性、自尊心や自己肯定感の向上も期待できます。 長野県では、2015年より「信州型自然保育認定制度」をスタートし、より親しみやすいよう「信州やまほいく」を愛称として普及に取り組んでいます

※1 「杉並子育て応援券」とは、一時保育、子育て相談、子育て講座などの有料の子育て支援サービスに利用できる券(チケット)を、就学前のお子さんがいる家庭に発行し、サービスを利用しやすくすることで、地域の子育てを支援するものです。応援券が利用できるサービスは、子育て家庭が地域の中でいろいろな人と関わりながら子育てをするきっかけとなるものとし、杉並区が登録基準を定めています。その基準を満たしたサービスを提供できれば、たとえ小さな団体でもサービスの提供事業者として登録できます。しかし、最終的に登録されたサービスの中からどのサービスを利用するかは、利用者自身の選択となります。そして、利用者が選んだサービスを提供した事業者に、杉並区が応援券相当分の代金を支払うというのがこの応援券のしくみです。

プロジェクト名:飯田市公立保育園研修会
主催:飯田市公立保育園・園長会
出演者:水嶋一江、KIKU、田實峰子、蓮見郁子
制作:八重樫みどり
会場:さんとぴあ飯田 体育館
時間:①<第1部> 水嶋一江 講話 「ストリングラフィについて、楽器の誕生→進化とこどもたち」11:30 –12 :00
②<第2部> 「糸の森の音楽会」12:00 –12 :30
<休憩 10分>
③<第3部> 「参加型ンサート」12:40-13:10
<休憩 5分>
④<第4部> 「森の記憶」13:15-13:45
観客:飯田市公立保育園、11保育園から100名の保育士の方が参加

広告

岩手県盛岡市玉山地域小学校5校 合同芸術鑑賞会

6月13日(水)June 13, 2018 (Wed.)

盛岡市玉山地域の小学生の皆さんにストリングラフィ・コンサートをお届けするのは14年ぶり2回目です。(2004年6月に行われた第一回目のコンサートの様子。)このエリアは石川啄木生誕の地として知られ、今日の会場、姫神ホールのすぐ近くに記念館があります。
14年前に伺ったときの地名は「玉山村」。岩手山と姫神山、変わらぬ澄んだ空気に迎えられ、懐かしい気持ちがこみ上げました。
今日のプログラムは90分の拡大バージョン。普段のスクールコンサートでは演奏する機会の少ないオリジナル曲、「森の記憶」「Angel of Rain」を聴いていただくことができました。

今日参加してくださった小学生の皆さんは自然体で積極的。参加コーナーや質問へのリアクションがすばらしかったです。後半、アニメソングやAKB48の歌などが登場すると会場から自然と手拍子&歌声が沸き起こり、一体感に包まれました。


最後にプレゼントのストリングラフィを各学校の代表に受け取っていただきました。

アンコールは海外の子供たちにも大人気の「忍たま乱太郎のオープニングテーマ 勇気100%」!

プロジェクト名:岩手県盛岡市玉山地域小学校5校 合同芸術鑑賞会
主催:(公財)盛岡市文化振興事業団
共催:盛岡市、盛岡市教育委員会
出演者:水嶋一江、鈴木モモ、KIKU、田實峰子、蓮見郁子
制作:八重樫みどり
会場:盛岡市渋民文化会館 姫神ホール
時間:13:30 –15 :50
観客:好摩(こうま)小学校 128人、玉山小学校 36人、生出(おいで)小学校 21人、巻堀小学校 32人、渋民小学校 198人

盛岡市姫神ホールでの公演後、盛岡広域フィルムコミッションで活躍されている多田研三さんと、姫神山をバックに記念撮影。多田さんは現在公開中の映画「終わった人」のロケハンやエキストラ集めに尽力されました。多田さんとストリングラフィの出会いは今から17年前!岩手県立美術館のオープニング・コンサートの際、音響&照明などを担当していただいたことがきっかけです。以来岩手県内でのコンサートの度に、色々な形でお世話になっています。岩手県人は温かいです!

「糸の森の音楽会」 Musical Forest

3月24日(土)March 24, 2018 (Sat.)
We had a concert in NAGANO. The concert Hall is called “Natura”. It is a beautiful and unique architecture inspired by “Gangi – covered alley” which is traditional Japanese construction methods developed in area of heavy snowfall.
コンサート会場「なちゅら」は雪国で発達した「雁木」にヒントを得て作られた建物です。見て美しいだけでなく、演奏した音が木の反響でやさしく響くのが魅力です。絹の紡ぐメロディと木の温かい響きをお楽しみいただく70分となりました。

プロジェクト名:「糸の森の音楽会」
主催:飯山市、飯山市教育委員会、信濃毎日新聞社
出演者:水嶋一江、鈴木モモ、KIKU、田實峰子、蓮見郁子
制作:八重樫みどり
会場:飯山市文化交流館なちゅら大ホール
時間:コンサート 13:30 – 14:40
観客:コンサート 500名

長野県飯山市文化交流館なちゅら大ホール 「糸の森の音楽会」 のり&仕込み

3月23日(金)March 23, 2018 (Fri.)
長野県飯山市文化交流館なちゅら大ホールで明日のコンサート「糸の森の音楽会」のしこみ&リハーサル。

明日のコンサート、当初440席と聞いていましたが、好評につき500席に増やしたそうです。嬉しいです!飯山市&長野県の皆様ありがとうございます!