2月4日(日) February, 2018 (Sun.)
今回で3回目となるストリングラフィ釜石公演の1日目は鵜住居公民館にて行われました。
子どもから大人まで地域のみなさまが集まり、コンサートを楽しんでくださいました。
10年以上前から岩手県でストリングラフィ・コンサートを企画してくださった多田さんがみえました。なんとお嬢様とお孫さんが一緒です!
2001年に岩手県立美術館オープニング企画として演奏させていただいた際、スタッフとして音響などを担当していただいたのが多田さんです。前回お目にかかった時、小学生だったお嬢様が素敵なママになって登場とは!感慨深いです。
コンサートのあとは、津波被害で多くの方が亡くなり、建物だけが残っている大槌町の町役場(来年取り壊すことになったそうです)と、湾に沿って生える黒松の林と宝来館というホテル、すべて流されてしまった鵜住居の小学校中学校の跡地に立つスタジアムなどを案内していただきました。

4年前、最初に釜石に来た時よりも住宅や公共施設なども建ち復興は進んでいるようですが、震災や津波の痕跡を見ると、改めてあの出来事を忘れてはいけないと深く心に刻み込みました。
プロジェクト名:被災地における心のケアのためのスペシャル読み聞かせプログラム
えほんとストリングラフィ「ブレーメンの音楽隊」
主催:NPO法人子ども文化ステーション
助成: 国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」
出演者:鈴木モモ、田實峰子、蓮見郁子、
会場:鵜住居公民館 多目的室
時間:14:00 -15:00
観客:38名